アーユルヴェーダとは・・・
アロマセラピートリートメントの基礎となった
5000年続くインドの伝承医学
アーユス(生命)+ヴェーダ(科学)=アーユルヴェーダ(生命の科学)
アーユルヴェーダには宇宙を構成する5つのエネルギーがあり、その5つのエネルギー五元素(空・風・火・水・地)が基礎となって三種類のエネルギーが存在していると考えます。それがドーシャと呼ばれる三種類のエネルギーです。
・ヴァータ(空+風) ・・・ 風のエネルギー 【運動のエネルギー】
軽、冷、動、速、乾燥性をもって、運動のエネルギーとし体内における運搬や循環、異化作用を制御しています。
・ピッタ(火+水) ・・・ 火のエネルギー 【変換のエネルギー】
熱、鋭、軽、液、微油性をもち、変換のエネルギーとして、代謝や消化を制御しています。
・カパ(水+地) ・・・ 地のエネルギー 【結合のエネルギー】
重、冷、遅、油、安定性をもち、結合エネルギーとして、構造や体力を維持し、同化作用を担っています。
これら3つのドーシャがバランスが良い状態とは、飯ごう炊さんに例えることが出来ます。
ちょうどよい風が吹いて(ヴァータ)、ちょうどよい火が起きて(ピッタ)、ちょうどよい量の米(カパ)を炊いている状態
そうするとおいしいごはんが炊けます。それを食べると栄養になり元気で健康になります。そのような元気の素はオージャスと呼ばれます。
しかし、ここでどれかひとつでもバランスが崩れるとおいしいごはんは炊けません。むしろ、消化できない未消化物が出来て栄養になりません。アーユルヴェーダでは、この未消化物をアーマと呼んでいます。
アーマは栄養にならないばかりか、逆に吸収されると粘着性が高いため体内の通路を閉塞させてしまい、様々な病気や老化を起こすのです。
不健康・・・アーマ(未消化物)⇔⇔⇔オージャス(活力素)・・・健康
このドーシャのバランスは人間一人一人個性が違います。人によってはヴァータが多い(これをヴァータ体質)、カパが多い(カパ体質)・・・人それぞれ個性が違うように、体質も違うという考え方です。
これら3つのエネルギーが、体内でドーシャがバランスしている状態が健康な状態です。
しかし、何らかの理由でバランスを崩すと、体の中に未消化物(アーマ)が溜まり病気になると考えます。アーユルヴェーダでは、人間の体は管(スロータス)で出来ており、その管に未消化物(老廃物)が詰まると、老化したり病気になったりすると考えられています。
そのため、アーユルヴェーダでは生活全体で未消化物を体に溜めないようにするための知恵を教えてくれます。現代に生きる私たちも少し生活に取り入れて、いつまでも若く美しく健やかな毎日のために 、アーユルヴェーディックアロマセラピートリートメントを取り入れてみませんか?
アーユルヴェーダトリートメントでは、トリートメントの後にサウナで発汗を促します。トリートメントがシャンプーだとすると、 サウナはリンス。体の中の老廃物をトリートメントで浮き上がらせて
サウナで発汗することで排出していきます。こうすることで、体の中の未消化物(アーマ=老廃物)が排出されやすくなります。身体のためにも、そしてお肌のためにも、 デトックスはとても大切です。
1ヶ月に1度のオイルトリートメントで、お身体の内側から美しくなりませんか?